【美浦TC】ナカヤマフェスタをパチリ
写真は、フランスへ向けて出国準備中のナカヤマフェスタです
さて、この写真は何時ごろに撮ったものでしょうか
正解は・・・
・・・
(写真ぶれちゃいました)
朝の3時18分です
早っ
トレセンでは、競走馬の調教は夏場だと5時から始まります。
それでも十分早いのですが、海外遠征を控える馬はそれよりも
さらに
2時間早く
調教を始めます
どうしてそんなに早い時間から調教するかというと、他の競走馬との接触を避けるためで、これは「検疫」と関係しています
動物が国境を越える場合、国と国の間の決め事で、病原体を持ってないかチェックする「輸出検疫-輸入検疫」をすることになっています。
動物の輸出入検疫は通常は動物検疫所で行いますが、JRA所属の競走馬の場合は両トレセンや競馬学校などで検疫を行うことが一般的です。
この検疫期間中(通常は1週間程度)、他の競走馬と接触しないように、普段生活する厩舎とは別の「輸出検疫厩舎」に隔離されます
ナカヤマフェスタは、一緒にフランスまで帯同するナカヤマスウェプトとともに、8月2日に二ノ宮厩舎からこの輸出検疫厩舎に移動してきました
出国する8月9日までここに滞在する予定です
最初は、慣れない環境で落ち着かない様子でしたが、もうすっかり輸出検疫厩舎の水に馴染んだみたいです
今朝も順調に調教を行っていました
このまま元気にフランスへと旅立ってくれることを願うばかりです
また、来週8月11日には、栗東トレセンから皐月賞馬ヴィクトワールピサが美浦トレセンの輸出検疫厩舎へやってきて、輸出検疫を行う予定です
両馬ともステップレースを挟んで、凱旋門賞へ挑む予定です
いよいよ、凱旋門賞が迫ってきたという高揚感がわいてきますね
がんばれ、ナカヤマフェスタがんばれ、日本馬