【栗東TC】ジョッキーと行こう!夏休みトレセン親子体験ツアー2013&宮徹厩舎訪問
こんにちは
8月に入り、夏休みもそろそろ中盤に差し掛かりましたが、みなさんいかがお過ごしですか?
もう旅行を終えた方も、今ちょうど旅行の計画中・・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか
栗東トレーニング・センターでは7月24日と7月の31日の2日間、中学生までのお子様にトレーニングセンターでの施設を体験していただく、トレセン親子体験ツアーを実施しました
トレーニング・センターの施設見学や厩舎訪問、馬との触れ合い、そして騎手とのカキ氷を食べながらの交流会など、盛りだくさんの内容でお送りした今回のトレセン体験ツアー
早速、リポートしていきたいと思います
7月24日のトレセン体験ツアーでは、まず、左廻りスタンドへ向かいました。競走馬の調教の様子を見ながら、トレセンの概要の説明を受け、トレセンならではの競馬グッズ展示コーナーを見学しました
展示コーナーでは年度代表馬、三冠馬の記念パネルや有名馬調教ゼッケンが展示されています
子供たちの中から、「あ!オルフェーヴルだ!」という声がありました。世代を超えて有名な名馬たちの写真に目を輝かせながら見学していました
クラッシック3冠を制したディープインパクトの3歳時のゼッケンの前ではそれぞれ親子で記念写真を撮影していました
続いて向かったのは、馬運車見学です
馬運車見学では、実際に馬運車会社の社長さんに馬運車の中のつくりの説明をしていただきました
競走馬を輸送するのに、札幌までの輸送の場合最大で24時間も要するそうです
2人で交代で運転するそうで、車の前方には人が何人か横になって寝ることのできる広々としたスペースがありました
馬運車を運転するドライバーが最も気をつけているのは、できるだけ競走馬にストレスを与えないように細心の注意を払って運転すること
馬運車内では冷暖房を完備さらにクラシック音楽を流しているそうで、馬がリラックスできる環境づくりにも気をつけています
来場者のみなさんにも広々とした馬運車の中を体感していただきました
最大6頭の馬が乗り込むことが出来るそうですよ
続いて向かったのは、宮徹厩舎訪問です。
厩舎に到着すると、宮徹調教師とジョッキーのみなさんが登場!
そして、左から高田潤騎手、岩崎翼騎手、松山弘平騎手、川田将雅騎手に参加していただきました
まずは宮調教師にインタビューです
宮調教師は1981年に騎手としてデビュー騎手として通算136勝を挙げられた後、1996年に厩舎を開業、GⅠ競走については1997年にアインブライドで阪神3歳牝馬ステークスを制しました
宮調教師が競馬の世界に入られたきっかけは、お父様の影響が強く、幼いころから競馬場に連れられたとのこと。その後も写真を撮ることが趣味で、学生の頃に馬の写真を撮りによく競馬場へ足を運んでいたところ、競馬の世界で働きたいという思いが強くなったことから騎手を目指し、騎手を引退した後も馬づくりに携わりたいという思いから調教師免許を取得したそうです
藤岡騎手は宮調教師の人柄について、「普段からとても優しい方で、怒った姿をみたことがほとんどない。」とおっしゃっていました
厩舎の馬房の様子も見学していただくことができ、子供たちとの写真撮影にも応じていただきました
藤岡騎手から馬の生活の様子や食べ物について説明していただいています
子供たちもお母さんも興味深く耳を傾けていました
最後の集合写真は、雨が降っていたため、厩舎の馬の洗い場で撮影しました
現在、コパノリチャード、コスモファントムの2頭の重賞ウィナーが在籍している宮厩舎
今後の活躍にも大注目してくださいね
この後の見学ツアーのスケジュールにはジョッキーも同行
高田騎手と藤岡騎手にはツアーバスに乗車していただき、トレセン施設や調教の様子を説明していただきました
高田騎手(右)のユニークな案内に、バスの中は笑い声であふれていました
カメラを向けると高田騎手、藤岡騎手から笑顔を向けて頂けました
来場者のみなさんも最高の笑顔バスの中はノリノリな雰囲気です
さて、騎手に同行していただく中、次に向かったのが坂路馬場です
坂路馬場では高田騎手の一声で急遽、騎手のみなさんと、参加者のみなさんでのかけっこ大会が開かれました
川田騎手のスタートを合図に、勢いよくスタートしたのは、高田騎手と岩崎騎手
子供たちは必死になって先頭を追いかけます
ゴールし、走り終えた子供たちからは、「もう一回走りたい!」と、再挑戦の声が聞かれました
二回目にはお父さんも参加元気いっぱいの子供たちに負けてられません
この日は雨が降っていたこともあり、競走馬が調教した後の3.5%の勾配は、より走りづらい馬場になっていました
競走馬は毎日このきつい坂を駆け上がってトレーニングしていますみなさん、坂路トレーニングの大変さを感じていただけたのではないでしょうか
続いて、乗馬用の馬が生活している乗馬苑にて馬との触れ合いを行いました
乗馬を初めて経験したお子様も多く、高くて怖かったけど、慣れてくると楽しくなったという感想が聞かれました
体の大きくてはじめは馬に触れたり乗ることに躊躇していた子供たちも、最後には上手くコミュニケーションをとることができるようになっていました
そして、乗馬苑では高田騎手とともに中山大障害(GⅠ)優勝馬、キングジョイが登場
家族ごとに写真撮影会を実施しました
様々なトレセン施設を体験したところで、いよいよジョッキーとの交流会です
この交流会では、ジョッキーお手製のかき氷が振舞われ、さらにサイン会、お宝グッズの抽選会が行われました
左から岩崎翼騎手、松山弘平騎手、川田将雅騎手、藤岡康太騎手、そして高田潤騎手です
やはり人気はイチゴ味ミルクをかけて食べるのが美味しいですよね
中には何度もおかわりをして全種類ブレンドをお願いする子も・・・
こちら藤岡騎手(左)と松山騎手(中央)のテーブルにおじゃましました
ジョッキーになる前の競馬学校での生活や普段の1日の過ごし方についてお話して頂きました
特にジョッキーを目指しているお子様は、ジョッキーになるために必要なトレーニングや馬に上手に乗るアドバイスなど熱心に聞いていました
サイン会では、子供たちから騎手のみなさんに直接サインをおねだり
憧れの川田騎手からサインをGETできました
最後にジョッキーサイン入りのお宝グッズ抽選会を行い、ジョッキーのみなさんと子供たちの親睦が深まったところでイベントの終了となりました
ジョッキーを目指す子供たちにとっても、馬や競馬に全く興味がなかった子供たちにとっても夏休みのよい思い出になったのではないでしょうか
7月31日に行われた親子見学ツアーの様子は、また後日公開します是非、お楽しみに