【栗東TC】ジョッキーと行こう!夏休みトレセン体験ツアー&石坂正厩舎訪問

こんにちは!

暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうかsign02sign02

夏休みも中盤に差し掛かり、海や山、旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか?note

今回は7月25日と7月26日に行われた「ジョッキーと行こう!夏休みトレセン親子体験ツアー」のリポートですsign03

このイベントは3歳以上15歳以下のお子さんとその親子を対象にジョッキーや馬との交流、トレセン・調教見学を目的にしたツアーです。

まずは左廻りスタンドの2階からトレセンの概況説明と調教見学です。朝早い時間から集合していただいたため多く馬の調教を見ることができましたhorseeye

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と、ここでいきなりのスペシャルゲストが登場notes

岩田康誠騎手に来ていただきました。

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写真左の方が岩田騎手です。競馬ファンのお父さんは大興奮していますsign03happy01

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一家族づつの写真撮影、質問タイムを設けていただき、子供たちだけでなくお父さんお母さんも大興奮でしたsign03happy02

トップジョッキーとして日本のみならず、世界でも大活躍している岩田騎手ですが、馬に乗る秘訣を聞かれると、「とにかくたくさん馬に乗ること!馬が大好きなら努力やつらいことも苦労には感じないはず」とおっしゃっていました。

トップジョッキーの馬や競馬に関する考え方、モチベーションの保ち方、子どもたちの心に響くものがあったように感じられました。

また、岩田騎手からキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスステークスディープブリランテに騎乗した際に使用したゴーグル(もちろんサイン 入り!)のサプライズプレゼントがあり、皆さん大喜びでしたlovely

 

左廻りスタンド、プール調教施設見学を終え、次に向かったのは競走馬の蹄鉄を作る装蹄所です。

装蹄所では装蹄師と呼ばれる職人さんに、蹄鉄を作成する実演をしていただきましたfoot

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装蹄師の釜で熱せられて真っ赤になった一本の鉄を力強く打ちつける姿は迫力満点ですshine

装蹄の実演の後は親子で蹄鉄を使ったコースター作りshinehairsalon

実際に競走馬が使用した蹄鉄をコルクボードにくっつけて作りますnote

お父さん、お母さんの協力を受けながら真剣に取り組んでいますrockshine

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装蹄所を後にして向かうのは、本日のメインイベントともいえる、石坂正厩舎見学ですupup

石坂正厩舎は今年すでにジェンティルドンナでGⅠを2勝していますheart04

その他にもヴァーミリアンブルーメンブラットアストンマーチャンアロンダイトなどなど・・・・・・数え切れないほどの名馬を輩出していますsun

また、ここからはジョッキーの皆さんにも参加していただきましたrun

調教スタンドから引き続き岩田康誠騎手、酒井学騎手、浜中俊騎手、水口優也騎手、藤懸貴志騎手、中井裕二騎手、そして石坂厩舎所属の荻野要騎手も参加して頂きましたsign03

ジョッキーの皆さんの写真が撮れなかったことが残念ですcryingごめんなさい!!

ここで今回参加していただいたジョッキーの皆さんに石坂調教師の印象をインタビューしてみました。karaoke

浜中俊騎手「普段からシビアで、仕事に厳しい方です。石坂厩舎の馬に騎乗するときはより緊張してレースに臨んでいます。」

岩田康誠騎手「石坂厩舎はいつも自信を持って騎乗さて頂ける厩舎です。昔は厳しいイメージが強かったがいまではずいぶん優しくなられたと思います(笑)」

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ピンクの帽子をかぶった方が石坂調教師ですcatface

石坂調教師はもともと大の競馬ファンでだったそうですが、実際に馬の世話をしてみたい!競走馬を自分の手で活躍させたい!と思い、単身で北海道の牧場に飛び込んだのが競馬の世界に入ったきっかけだったそうですflair

強い馬を育てる秘訣を伺うと、馬の気持ちを敏感に読み取ることだとおっしゃっていました。karaoke

言葉を発することの出来ない競走馬の気持ちを読み取るには相当の経験と馬と接する時間が必要なのだと思いますcatface

また、調教師として競走馬を育てる中で苦労はありますか?という質問には、「自分がやりたい仕事に就けているので、苦労を苦労と感じたことはない。」とおっしゃっていましたeye

岩田騎手と同様、本当に好きなことを仕事にすれば、どんなつらいことでも乗り越えられるんだという子供たちへのメッセージのように感じました。

また、石坂調教師から在厩馬についての紹介をしていただきました。

GⅠを9勝したヴァーミリアンについては、「温厚な性格で引退した後も従順な馬である。」

2012年牝馬クラシックを2勝しているジェンティルドンナについては「岩田ジョッキーからのアドバイスもありオークスを制することができた。これからも夢の広がる馬だと思う。」

とのこと。2歳馬についても今後クラシックを狙えるほどの能力を持った馬がいるので注目して欲しいとおっしゃっていました。

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恒例の集合写真撮影ですcamera

有名馬を間近に見ることが出来、参加者の皆さんも満足そうな笑顔です。

 

 

厩舎を後にし、続いては発馬機の見学です。

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発走委員の職員より競走馬がレースでに出るまでに通過しなければならない試験、発走試験の説明をして頂きました。

競走馬は臆病な動物なので、狭いところに閉じ込められると暴れてしまうことがあります。狭いところでもおとなしくできるように、またゲートが開くと同時に勢いよくスタートできるように練習します。

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こちらの部屋では発馬機をいっせいに開く操作をします。

競走馬が発馬機に収まるのを確認して、一斉にスタートさせます。

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中井騎手が発走のお手本を見せてくれましたsign03happy02

中井騎手が手に持つ銀色のレバーを引くことで勢いよくゲートが開きますimpact

 

 

続いて乗馬苑では乗馬体験を行いましたhorse

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馬に乗る補助をしていただいている水口騎手とそれを見守る中井騎手shineeye

不安気な表情を浮かべていますが、ジョッキーのお兄さんがやさしく馬に乗せてくれています。

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こちらは藤懸騎手に馬を引いて頂いていますheart04

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浜中騎手には自ら馬に乗っていただき、お手本を見せて頂けましたnote

 

 

外での見学が続き、冷たいものが食べたくなってきたところで、いよいよジョッキーとの交流タイムですheart01

交流タイムでは、ジョッキーにシロップをかけて頂いたかき氷が振舞われましたsun

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参加していただいたのは左から

かき氷機を使っている酒井学騎手、中井裕二騎手、水口優也騎手、浜中俊騎手、藤懸貴志騎手、高田潤騎手ですrun

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浜中騎手のかき氷には藤懸騎手がたっぷりとミルクをかけています。happy01heart01

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交流タイムでは質問コーナーも設けられましたearnotes

左から高田潤騎手、水口優也騎手、浜中俊騎手、酒井学騎手、中井裕二騎手、藤懸貴志騎手です。

質問コーナーでは子供たちからの質問をジョッキーのみなさんに答えていただきました。

実際に将来ジョッキーになりたい!というお子さんから、「騎手試験にはどのようなものがありますか?どうすれば受かりますか?」という質問を受けました。

騎手試験ではバランス感覚や基礎体力が問われるとのこと。

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浜中騎手(上)と藤懸騎手(下)に実際の騎手試験を実演していただきましたcatface

高田騎手からは、「体が小さくても運動神経が学年で1番くらいになれば受かると思うよ!」とのアドバイスが・・・・rock

やはり競馬というスポーツの第一線で活躍する以上、人並み以上の運動能力が必要だということがうかがい知れますsign01bearing

子どもたちもジョッキーからの貴重なお話に興味津々で聞いていました。

 

交流タイム中に行われた抽選会ではジョッキーのサイン入りグッズやJRAグッズのほかに、石坂厩舎ゆかりの豪華グッズがプレゼントされ、大変充実した内容となりました。子供たちにとっても、お父さん、お母さんにとっても充実した夏休みになったのではないでしょうか??

それではこの辺りで7月25日「ジョッキーと行こう!夏休みトレセン体験ツアー」のリポートを終えたいと思います。

7月26日の様子は後日、このブログで紹介しますので楽しみにしていてくださいねshineshine