【栗東TC】ジョッキーと行こう!夏休みトレセン親子体験ツアー2014&安田隆行厩舎訪問

こんにちはnote

暑い日が続き、アイスやスイカが美味しいこの季節、皆さんいかがおすごしでしょうか?sun

このだび栗東トレーニング・センターでは7月24日(木)と7月30日(水)の2日間、夏休み中の子供達を対象にした「ジョッキーと行こう!夏休みトレセン親子体験ツアー」を行いましたsign01

「あまり競馬はわからない・・・sad」というお子さんから「将来はジョッキーになりたい!!happy02」というお子さんまで、皆さん楽しめる盛りだくさんの内容でお送りしたこのツアーshine

さっそくレポートしていきたいと思いますhorsedashdashdash

 

7月24日、集合したツアー参加者の皆さんとまず向かったのは馬運車見学ですrvcar

読んで字のごとく毎週土曜、日曜のレースのため、トレセンから馬を運ぶ車である馬運車。

たまに街中で見かける方もいらっしゃるのではないでしょうか??

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ずらっと並んだ馬運車は圧巻の一言wobbly

ここでは馬運車会社の社長に詳しくご説明いただきましたnote

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中に入ってみると、馬の匂いが充満しており、この車で競走馬達が運ばれているんだなあ、と実感できますcatface

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車の中はいたるところにクッションがついていて、競走馬達が暴れても怪我がないように、また快適に過ごせるように冷暖房完備でとても馬に配慮されていますsign01

「一番気をつけていることはなんですか?」との質問には、「いかに馬を万全の状態で運べるかをいつも考えています。アイスクリームを溶かさないように運んでいる時に近いです。」とのことflair

また、夏場は虫も心配で、虫が一度入ってきてしまうと目的地まで馬と一緒に運ぶことになるので、馬が虫に噛まれてしまったり、虫を気にして暴れてしまったり・・・と大変だそうですshock

また、保護者のお父さんからは「他社との競争は激しいんですかsign02」という大人な質問が飛び出す場面もありましたsmile

 

続いて向かったのが装蹄所です。

ここでは実際に造鉄実演を見学させていただきましたshineshine

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火の粉舞う中1本の鉄の棒から蹄鉄が出来る様子を食い入るように見るお子さん達eye

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装蹄師の方は軽々と蹄鉄を作られていましたが、手に持っているハンマーは2Kgにも及び、それをずっと振り続けるのはとても重労働だそうpunch

それに加えて一頭一頭の馬に合わせて微妙に形を加工する技術も必要なため、職人として一人前になるためにはだいたい15年ほどの修行が必要とのことでしたcoldsweats02sweat01

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この場で実際に作った蹄鉄はじゃんけん大会の優勝者にプレゼントされましたlovely

蹄鉄は幸運を運んだり、厄除けになると言われているので、今回ゲットされたお子さんには何か素敵な出来事がおこるのではないでしょうかheart04

装蹄所を後にして、続いて向かったのは安田隆行厩舎ですhorse

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安田隆行調教師はジョッキー時代にトウカイテイオー皐月賞とダービーを優勝crown

通算680勝を挙げられた後1994年に調教師として厩舎を開業されました。

スプリントGⅠを連勝したカレンチャンや最近だとスプリンターズS香港スプリント高松宮記念安田記念と国内外のGⅠ級競走を6勝し、2013年の年度代表馬にも選ばれたロードカナロアを輩出されました。現在までに日本や海外のGI級競走に数多く優勝されており、40年もの間、競馬の第一線で活躍しておられます。

また、厩舎訪問からは騎手のみなさんにも合流していただきました!

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左から川田将雅騎手松山弘平騎手川須栄彦騎手藤懸貴志騎手松若風馬騎手義英真騎手ですshine

ここでは、安田厩舎の現役サラブレットをジョッキーが囲んでなんとも豪華な馬講座が開催されましたnote

最初は馬に触れるのを怖がっていたお子さんに対して、川田騎手が「ゆっくり目を見ながらさわってごらん」とアドバイス。「優しい気持ちで接してあげると、馬もリラックスしてくれるよ」とのことflair

また、「馬は女の子と男の子で違いがありますか?」という質問に対して「女の子のほうがイライラしやすいイメージ。女の子の馬に乗る時は色々と気をつけるかな」と藤懸騎手

様々な質問に丁寧に答えてくださいました。

また馬に直接にんじんをあげたり馬とのスキンシップを図れて参加者の皆さん大喜びでした。

次の場所に移動する時間になってもなかなか馬から離れないお子さんもいましたlovely

厩舎訪問では最後に安田調教師から参加者のみなさんへメッセージをいただきました。

「みんなの年齢ならこれからジョッキーを目指せる人ばかり。今日来てくれているジョッキーのみんなを目指してこれから頑張ってください」とのことshine

調教師じきじきのメッセージ、お子さん達も真剣な表情で聞いていましたsign03

そんな安田厩舎で記念写真をパシャリcamera

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暑さにも負けずみなさん良い笑顔ですheart04

そのあとは、松山弘平騎手川須栄彦騎手藤懸貴志騎手松若風馬騎手義英真騎手とともに 栗東トレセン名物坂路コースへ向かいますdash

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写真ではわかりにくですが、この坂路コース、スタートからゴールまではおよそビル10階の高さと同じくらいなのですsign01sweat01

 

なので現役のサラブレッドも坂路コースを一本走るとゴール間際は疲れきっているのですが・・・

 

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それをなんと・・・

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今年も・・・

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参加者のみなさんとジョッキーでダッシュしましたhorsedashdash

この坂路でのかけっこ大会は毎年恒例ですねcatface

俊足で知られる藤懸騎手がこのレースを勝利したのですが、お子さん達から「もう一回走りたい!」とリベンジを望む声が・・・punchsign03

結局3回もこの坂路を駆け上りましたwobblysweat01

 

Photo_10 アスリートであるジョッキーも最後は少しお疲れ気味smile

それでもまだ「もう一回!」という声が聞こえるあたり、やっぱり子供たちは元気ですねhappy02

この坂路かけっこで、競走馬のトレーニングを少しでも実感していただけたのではないでしょうかflair

 

そんな坂路コースを後にしたあとは乗馬苑での乗馬体験ですhorserun

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競走馬ではなく、乗馬用の馬に乗らせて頂きます! Photo_11

最初は高くて怖がっていた子供達も、ジョッキーの「馬を信用して乗っていいんだよ」とのアドバイスでだんだん乗馬に慣れていき、最後には2回、3回と乗るお子さんもいらっしゃいましたnote

「また馬にのりたいな~」と話されているご家族もおり、みなさん馬の魅力を十分に感じてくださったのではないでしょうかgoodshine

イベントの最後を締めくくるのは、騎手お手製のカキ氷を食べながらの交流会ですsun

Photo_13 手を洗い、作る準備万端のジョッキー達heart04

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イチゴやレモン、みぞれにブルーハワイといった味に練乳をかけていただきますgood

走ったり乗馬をしたりと朝から元気いっぱいだった子供達、カキ氷を食べてほっと一息ついていましたcatface

 

この交流会ではジョッキーを囲んで和気あいあいとおしゃべりをしたり、豪華グッズのプレゼント抽選会presentを行いました。

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川須騎手と義騎手のテーブルでは騎手になるためにはどんな生活をすれば良いのか、馬に乗るときに気をつけていることはあるかといった話題で盛り上がっていましたshine

またジョッキーは力が必要なのかという話からお子さんと川須騎手が腕相撲する場面もsign01

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全力を出すお子さんに対して、余裕の表情の川須騎手smile

ジョッキーのみなさんと子供たちの親睦が深まったところで最後にジョッキーのサイン入りお宝グッズ抽選会を行い、イベントの終了となりましたconfident

 

盛りだくさんの内容でお送りしたこのツアー、終了後のアンケートでは「将来ジョッキーになりたい!」 「装蹄師になりたくなった」という声が寄せられ、競馬や馬のことをよく知ってもらえるいい機会になったのではないでしょうかheart01

このイベントをきっかけにして週末、競馬場に遊びにきてくれると嬉しいです!

それでは7月30日に行われた親子見学ツアーも近日中に公開いたしますので、お楽しみにsign03