【栗東TC】平成28年度新規騎手免許合格発表記者会見
こんにちは!
春の陽気が待ち遠しい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか
この時期は寒さで馬場が凍ってしまったり、降雪の影響で馬場が使えなかったり
と色々な問題が起こるため、担当職員はトレセン泊り込みで馬場を管理しなくてはいけません
そんな苦労の甲斐もあって、今日も競走馬達は安心安全に調教に取り組めています
さて、今回は2月11日(祝・木)に行われた平成28年度新規騎手免許試験合格者記者会見の様子をレポートしたいと思います
新規騎手合格者は朝10時、栗東と美浦の両トレセンで発表されます
今年度の合格者は全部で6名。そのうち栗東所属になるのは
荻野 極さん
坂井 瑠星さん
森 裕太朗さん
の3名でした
丁度朝の調教を終え、発表を見に来ていた左から荻野さんと坂井さん
名前を見つけ、喜びのピースサインでパシャリ
この後、森さんも含め、13時からトレセンにて行われる記者会見へと挑みます
それではぴしっとスーツで会見に臨んだ3名をご紹介します
まずお一人目は森 裕太朗さん(鈴木孝志厩舎所属)。
森さんは幼少期、お父さんに連れて行って貰った競馬場で、馬が走っている姿と、騎手と馬の一体感に魅せられ、騎手を目指されたそうです
目標として口にしたのは幸英明騎手
ファンや関係者の方々から愛され、信用・信頼されている所に憧れており、見習いたいとコメントされました
勝ちたいレースは日本ダービー
競走馬にとって一生に一度しかチャンスが無い、かけがえのないレースに騎乗し、勝利するのが目標と、熱く語られました
大観衆の中、東京競馬場のゴール板を1着で駆け抜けていく森騎手の姿を見る日もそう遠くないかもしれません
続いて二人目は坂井瑠星さん(矢作芳人厩舎所属)。
坂井さんのお父さんは南関東(大井)の現役騎手である坂井英光騎手、また叔父さんも笠松競馬の元騎手である坂井薫人さんと、小さい頃から競馬に親しんで過ごされました
特にお父さんの姿に憧れ、小学校の頃から騎手を志していたそうです
今後は、一頭一頭、一人一人との出会いを大切に、まず初勝利を挙げるのが目標
ゆくゆくはリーディングジョッキー、ひいては世界のトップジョッキーと肩を並べられるようになりたいと抱負を語られました
憧れの福永祐一騎手のように、多くのファンに愛される騎手になって貰いたいですね
そして最後は荻野極さん(清水久詞厩舎所属)
荻野さんは中学1年のときにテレビの競馬中継を観て、騎手への憧れをもったそう
尊敬する騎手は馬の全能力を発揮させることができる浜中騎手。
大胆で迫力ある騎乗ができるようになりたいとのことでした!
今後の抱負としては、まず1勝。そして1鞍でも多く競馬に乗って、技術だけではなく人間としても磨きをかけたいとおっしゃっていました
将来的には海外でも通用するトップジョッキーになりたいとのことで、荻野さんが世界の一線に立って活躍する日が待ち遠しいですね
今回は栗東所属の3名のコメントをご紹介しましたが、美浦所属の3名のコメントもこちらで見ることができるので、ぜひチェックしてみてください!
記者会見の後は、3人の門出を祝うかのような晴天の下で写真撮影です
これからは厳しい勝負の世界に身をおく新人騎手の皆さん
3人の活躍する姿に是非、ご注目ください