【競馬学校】卒業生(=新人騎手)紹介⑤「田中 健」

田中 健(たなか けん)

1988(昭和63)年3月16日生   血液型 A

栗東 浅見秀一きゅう舎所属 広島県廿日市市出身

座右の銘:「人あっての馬、馬あっての人」 目標とする騎手:武豊

将来の目標:グローバルな騎手

Dscf2279【本人より】訳あって4年間の学校生活となりました。22期生として入学した当初は、成績も下の方でつらかったです。その上に追い打ちをかけるように、不注意で怪我をしてしまい留年となってしまったのです。

 23期生に編入となって「気持ちを入れ替えてがんばるぞ」という気持ちも、周囲に励まされて芽生えたものです。改めて考えるとすべてがためになったことばっかりで、1年多くなったのはとてもプラスになったと思います。生意気になって「感じ悪いゾ」と注意された時期もありましたが、ひとりで悩んでいたというのもあるんです。すみませんでした。トレセン実習中には、浅見調教師をはじめ、皆さんのサポートをいただき、桜花賞やダービーの追い切りにも騎乗することができたし、卒業式で「アイルランド大使特別賞」をいただけたのもこれからの自信になりました。

 小倉競馬場競馬学校(1次試験)を受験した時から始まった競馬の世界。しかし、これからがほんとうの始まりです。騎手になれるからには、一番の結果を出していきたいと思っています。落ちこぼれだった僕も何とかここまできたので、後輩たちにもがんばってほしいですね。

【担当教官Aより】怪我をして苦しんだ時期もありましたが、そのことをバネに黙々と努力し実力を伸ばしてきました。さらに、恵まれた環境で学ぶことができたきゅう舎実習により、その実力は揺るぎないものとなりました。これからはプロの世界でその実力を遺憾なく発揮してほしいと思っています。

【担当教官Bより】贈る言葉…「成せば成る」ケンは、闘志を内に秘めるタイプだが、レースではそれを爆発させることができるはず。まさに騎手にピッタリの性格。応援していただいている調教師の期待は大きいぞ。 

(注目!)この下にも(美浦トレセンからのブログを挟んで)草野太郎・荻野琢真・大下 智・池崎祐介の4名の紹介がございます。ぜひご覧いただき、キャンペーンの応援メッセージをお寄せください。