騎手課程の学科授業とは?①(「NIE編)

久しぶりの更新となりました。

 春のGⅠ(JpnⅠ)レースでは、天皇賞の松岡騎手(19期)に続き、23期 藤岡康太騎手(ジョーカプチーノ)がNHKマイルカップ制覇、また、19期 生野賢一騎手(ブラボーデイジー)のヴィクトリアマイル2着と最近の卒業生の活躍が目立ち、競馬学校も元気づけられています。

 特に、「真面目な生徒だなという印象しか残ってなかったよ(笑)」(M専任教官談)という生野騎手には、今後も大舞台でどんどんアッと言わせてほしいものです。

 さて、競馬学校は、もちろん「馬とのくらし」が基本です。騎手課程・厩務員課程、いずれの生徒たちも、日夜騎乗訓練や厩舎作業に追われる生活ですが、午後1時からは学科の授業があり、一流のホースマンになるための競馬のしくみ・関係法規の知識を学んだり、フィジカルトレーニングを行っています。

 また、特に騎手課程については、多くが成人前に社会人となるわけですから、社会人として必要な知識も学ぶ機会を設けており、実学講座や校外の社会見学・実習等についても適宜実施しています。

 その中で、本年度入学したばかりの28期生を対象とした「NIE」(Newspaper In Education:「教育に新聞を」をテーマにした総合学習)の授業の様子が、読売新聞・NIEのホームページに掲載されました。
 http://www.yomiuri.co.jp/nie/demae/11/01.htm

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 これは、先日同新聞NIE事務局の鹿野川喜代美先生が実施してくださった、「出前授業」の模様を紹介したものです。
普段は競馬学校スタッフが講師をつとめているのですが、鹿野川先生の授業の行い方は大変勉強になりました。ありがとうございました。

 近日中に先輩・27期生たちが取り組む、「NIE」の様子もご紹介します。
 どうやら自分達で「新聞づくり」をはじめたみたいですよ。