【美浦TC】ジョッキーマスターズを終えて Part1

こんにちは。

皆さんは、4月22日(日)に東京競馬場で行われた「ジョッキーマスターズ」を御覧になったでしょうか?「ジョッキーマスターズ」とは、引退したかつての名ジョッキー達が1レース限定で“現役”復帰する夢舞台。12レース終了後にもかかわらず、集まった4万人を超えるファンが今か今かその時を待つ中、GⅠファンファーレが鳴り響き、思い出深い勝負服に身を包んだかつての名ジョッキー達が熱い勝負を繰り広げました。惜しくも優勝は逃しましたが、現役時代さながらの見事な騎乗で一際大きな声援を浴びた岡部さんに「ジョッキーマスターズ」を振り返っていただきました。

――― 「ジョッキーマスターズ」が終了しましたが、久しぶりにレースをした感想はいかがですか?

(岡部氏)思ったより面白かったです。久しぶりに勝負服を着て馬にまたがり、タイムスリップしたみたいでした。もう一度、あんな格好をして本馬場に出るなんて夢にも思いませんでした。また、平日から1頭の馬に集中して乗り、苦労してレースに向けて仕上げるという、レースまでの過程も面白かったですね。(※岡部さんとその騎乗馬「クウェストルージュ号」は、「ジョッキーズマスターズ」に向けて1ヶ月前から人馬共に調教に励んできました。 詳しくは3月30日の美浦TCブログ『騎手!? 岡部幸雄』をご覧ください。)

  

――― 結果は5着でしたが、この着順に満足していますか?

(岡部氏)もちろん少しでも着順が上の方が良かったですが、楽しめたということが一番です。最後までもつれる良い勝負でした。終わって少し拍子抜けしましたよ。

――― 12レース終了後も4万人を超えるファンが残ってくれましたが、どのように感じましたか?

(岡部氏)誰も残っていなかったら、どうしようかと思いました(笑)。多くのファンの皆様や関係者のバックアップがあって初めてできることなので、感謝しています。これからも、是非、競馬場に足を運んでもらいたいですね。テレビでは伝わらないレースの迫力やイベントなど、競馬場でしか味わえないものもありますから。

――― 最後に聞かせて下さい。「ジョッキーマスターズ」に、また出場したいですか?

(岡部氏)出場するなら、また体を作らなければなりませんし準備が必要ですが、今なら体が馴染んでいるので、すぐ乗れますよ(笑)。目標ができるのは楽しいですし、今回出場しなかった人の中にも、出場したいと思っている人は大勢いるでしょうから、是非、またやりたいですね。次は中山ですか(笑)。一年に一度くらい、全国の競馬場持ち回りでやりたいですね。

久しぶりに競馬場でレースに騎乗し、とても楽しかったと語る岡部さん。

岡部さんのみならず、今回東京競馬場やモニターでその興奮を味わった競馬ファンの皆さんも次回のジョッキーマスターズの開催を楽しみにしておられるのではないでしょうか。

次回のPart2では岡部さんも参加した「ジョッキーマスターズ打上げ」の模様をお伝えいたします。

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