【栗東TC】競走馬診療所
本日のブログでは、栗東の競走馬診療所、通称“馬診”をご紹介します
こちらが“馬診”です。“馬診”では年間約53,000件の診療を行っており、栗東トレセンに入厩している馬や、トレセン周辺の牧場へ放牧中の馬たちが来院しています
それでは、“馬診”内施設をご紹介していきますね
これは「枠馬」と呼ばれるものです。簡単な怪我の場合は、この中に馬を固定して治療を行います。大人しそうに見える動物でも、力は1馬力、暴れてしまうと人間の手に負えません
こちらは電気針です 追い切り日の午後には、行列が出来るほどの人気器具 人間と同じく、電気針は馬も気持ちいいみたいですね
それから、これはレントゲンを撮影する機械です “馬診”では、年間約4,000件のレントゲン検査を行っています。様々な撮影器具がありますが、“馬診”には写真のような大掛かりな器具まで設置されています
そしてこちらは上の機械で撮影したレントゲン写真になります 競走馬はいわゆる陸上アスリート、やはり運動によるケガがとても多くなっています。(写真は全て骨折した馬のレントゲン写真)
こちらは入院馬房 安静を必要とする馬が、ここには入院してきます。
骨折した馬の手術を行っているところです こちらは馬に全身麻酔をかけて、骨片の摘出手術を行っています。
写真で見ると小さいですけれど、実はこれ、馬を持ち上げるためのクレーンです 上の手術の写真、馬は診療台の上で仰向けになっているんですけれど、人の力で馬を診療台に運び、仰向けにするのはとても無理です そのために、手術室にはクレーンが設置されています