【栗東TC】ニューポリトラック

こんにちはsign01 栗東トレセンですhorse 本日のブログは『ニューポリトラックコース』のご紹介です。

美浦TCでは既に導入されていますが、栗東トレセンでもこの秋からオープンしますrun

ニューポリトラック』という言葉、聞いたことのない方もいらっしゃると思います。

JRAホームページ内のコンテンツ「競馬用語辞典」によると・・・、

“電線被覆材、ポリエステル不織布、ポリウレタン繊維、硅砂、ワックス等を混合した物。優れた排水性を持ち、降雨による馬場の悪化や走行時のキックバックが少ない。またクッション性に優れ、且つグリップ力があるため滑りにくく、均一性の高い安定した馬場である。凍結抵抗性が高いので、冬季は不凍剤散布の必要がなく、 粘着性も強く、散水作業も不要であり、乾燥時でも埃が少ないというメリットがある。「オールウェザー」、「全天候馬場」とも呼ばれている。”

と説明されています。

現在、栗東トレセンでは急ピッチで工事を進めていますdash

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写真はDコースで、こちらはもともと内側に芝コース、外側にウッドチップコース(DWコース)がありました。DWコース部分に、ニューポリトラックコースが出来上がることになりますclover

写真はまだ工事の途中です。(砂利と芝の間にあるのが、ニューポリトラックコース)

ニューポリトラックコースは、いくつかの層が重なることで出来上がります。

まず底面に、“単粒砕石”を敷きます。これを底に敷くことで、排水性が高まりますscissors

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次に、この単粒砕石の上に、“混合砕石”を敷き詰めます。混合砕石を敷き詰めることで、単粒砕石が安定しますhappy01

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この混合砕石に“透水シート”を被せたのち、“ニューポリトラック”を敷きならしますfoot

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そして、この表層部をほぐすことでクッション層が出来上がり、ニューポリトラックは完成となりますsign01

近くで見るとこんな感じです。柔らかくて、粘り気がある感じcatface

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ニューポリトラックは、京都競馬場の“陽だまり広場”に展示されていますので、興味を持たれた方は是非、京都競馬場へどうぞsign01

もちろん、調教公開でも見ることができますよhappy02

 

秋からコースが生まれ変わる栗東トレーニング・センターを、皆さまこれからもよろしくお願いいたしますlovely

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