【栗東TC】2013年新規調教師合格発表
こんにちは栗東トレーニング・センターです
寒さの厳しい季節となりましたがいかがお過ごしですか
さて、12月5日に栗東トレーニング・センターでは平成26年度新規調教師試験合格者記者会見が行われました
今年は栗東所属調教師として4名の方が合格し、たくさんの報道関係者の方の前で記者会見を行いました
今回のトレセンブログでは、新たなステージに挑戦する4名の新調教師のご紹介をします
まず一人目は池添学さんです
池添学さんはご家族に、池添兼雄調教師、池添学騎手と競馬界での仕事に携わっている方が多くいらっしゃり、生まれ育った環境が栗東トレセンということもあったので、物心ついたころから自然とトレーニング・センターに就職したいという夢を持ったそうです
あとは、合格するこの日まで調教師になるためには何が必要なのか、どのようなことを勉強をしないといけないかを考える毎日だったというお話されていました
先輩調教師みなさんを目標に、それぞれの良い所と自分の考えをそれぞれ取り入れながら、自分のオリジナルの厩舎運営をしていきたいとのことでした
続いて、奥村豊さんです
奥村さんが、調教師を目指したのは、馬と共に夢や希望を託されてそれを叶える職業であることに魅力を感じたことがきっかけだったそうです
報道記者からの「一番勝ちたいレースはどのレースですか?」という質問には、
みんなが勝ちたいと思うようなレースには、自分も勝ちたいと思っていますが、調教師は馬主が勝ちたいと思うレースを優勝させることが使命だと思っています。
と回答
調教師とは馬に携わる人たちの夢や希望を実現させる職業であると考えている奥村さんにとって、自分がどのレースを勝ちたいかというよりも、馬主やその馬の関係者の夢を第一目標に、厩舎作りをしていきたいという思いが伝わってきました
3人目は西村真幸さんです
西村さんは調教助手として馬づくりを行う中で、自分自身の考えで強い馬づくりをしてみたいという思いから調教師を目指されたそうです
また、多くの競馬ファンのみなさんが、競馬場に足を運んでいただけるように、強い馬づくりをして、競馬界全体を盛り上げたいとおっしゃっていました
一方、調教師試験の勉強は毎日が大変で、何度も「もういやだ。」と考えたことがあったそうです
そんな時、所属厩舎の岩元市三調教師から「西村、耐えろ!」という言葉を聞き、諦めそうになった時もその言葉を支えに調教師を目指し続けたそうです
ようやくスタートラインに立った今、早く沢山の調教師の方々と戦ってみたいというお話もありました
最後に、松下武士さんです
松下さんは調教助手として馬の調教に携わる中で、自分なりの考えが生まれ、それを実践してみたいという思いから調教師を目指されたそうです
目標の調教師は、これまでお世話になったという、安田伊佐夫元調教師、武田博調教師、清水久詞調教師、矢作芳人調教師の名前を挙げていました
これまで調教助手として携わった競走馬の中で最も思い出に残っているのは、GⅠレースという大きな舞台を経験させて貰ったメイショウトウコン
しかし、メイショウトウコンでもジャパンカップダートの2着が最高の成績だったので、GⅠレースを勝った時、どのような気持ちになるのか早く体験してみたいとおっしゃっていました
4人の新調教師はこれからご自身の厩舎開業に向けて準備に取り掛かります
これからの新規調教師の活躍に是非、注目してくださいね!!