【栗東TC】第34回馬に親しむ日
こんにちは
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、多くの楽しみがある季節、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
競馬でも秋は秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)と多くのGⅠ競走が重なり、大きな盛り上がりを見せる季節でもあります
みなさんもぜひ競馬場などに足を運んでいただいて、秋競馬を存分に楽しんでいただけたらと思います
さて、今回は栗東トレセンの年に一回の大イベント、9月15日(祝・月)に行われた「第34回 馬に親しむ日」のレポートです
この「馬に親しむ日」は例年、ホースショーや乗馬・馬車試乗会といった馬事イベント、ファミリーで楽しめるキャラクターショーや縁日ゲームコーナー、ジョッキーとの触れ合いイベントを行っています
春または秋と実施時期が異なることもあるのですが、ほとんど好天に恵まれております
みなさんの馬に親しみたいという気持ちがそうさせているのかもしれませんね!!
ではさっそく、当日のイベントを紹介していきましょう!
まずは「ファンタジックホースショー」です
普通、競馬や乗馬では人は手綱を持って馬を操作しますが、写真を見てわかる通り、ファンタジックホースショーは何も道具を使わずに馬を操るという演技です。
この演技のみどころは、馬がとても自由に、自然に楽しそうに走りまわりながら指示通りにさまざまな技を披露するところです。
写真ではのんびり寄り添って寝転がっていまずが、これも立派な演技の一つ
馬と人の信頼関係がないとできない演技です
人馬の一体感に観客のみなさんも魅了されていたのではないでしょうか
続いて、お辞儀からスタートしたこちらの演目は、「トリックホース」
二頭の馬が音楽に合わせて息の合った演技を披露します
いっせいに馬二頭が立ち上がったときは、その迫力に来場者の皆さんの視線は釘付け
その他も小さな台に乗ったり、リズミカルに踊ったりと様々な演技で、観客のみなさんを楽しませ、大歓声の内に演技は終了しました
今までの楽しげな雰囲気とはうってかわって、一気に緊張感が漂った次の演目は「流鏑馬(やぶさめ)」です
「流鏑馬」という言葉は聞いたことはあっても、実際に生で見たことのある方はなかなかいないのではないでしょうか
流鏑馬は疾走する馬の上から的に矢を連続して射る、平安時代から続く日本の伝統的な馬事芸能です
射手も馬も、色鮮やかな衣装を身にまとい、荘厳な雰囲気をかもし出しています
疾走する馬上から的を射るその姿はまさに圧巻の一言
会場からも「かっこいい」という声が次々と聞こえてきました
「トリックホース」「ファンタジックホースショー」で見た馬の可愛らしい一面とはまた違う、馬の凛々しい姿を来場者のみなさんに観ていただけたかと思います
さて、その他、馬とのふれあいイベントにもたくさんのお客様が参加してくださいました
馬に乗って、馬場内をぐるっと一周する大人気の体験乗馬では、「思ったよりも高い!」といった声が飛び出すなど、みなさん笑顔で馬に乗っていらっしゃいました
年齢制限で体験乗馬ができなかった小さなお子さんにはこちらの「体験木馬」が大人気
城戸義政騎手のレクチャーの元、実際に騎手が練習するものと同じ木馬にまたがってジョッキー気分を存分に味わっていました
こちらはポニー馬車の試乗会!
ポニーは小さいイメージがある方もいると思いますが、4人もの人を乗せた馬車を軽々と動かせるほど力持ちです
さて、こちらは「馬のお医者さん」です。
ここでは馬の獣医師がどんなことをしているのか、というお話に加え、実際に馬の心音を聴診器で聞く体験もできました
たくさんのお子さんが興味津々で馬の体についての説明を聞いていたのがとても印象的でした
もしかしたらこの中から将来の獣医さんが生まれるかもしませんね
さて、馬とのふれあいイベントでお腹がすいたら、こちらのジョッキーによる焼きそば・カレー販売のテントで腹ごしらえです
こちらのカレー班は右から松若風馬騎手、騎手候補生の金濱充志さん、田村太雅騎手、森一馬騎手
ジョッキーによそってもらうカレーの味はまた格別です
さてこちらで見事なヘラさばきを見せるは植野貴也騎手(左)、そしてそのサポートをするは水口優也騎手(右)です。
ソースの焼ける匂いが食欲をそそります
こんな間近で焼きそばを作る騎手を見れるのもトレセンならではですね
そんな売店の横ではジョッキーとの写真撮影会が開催されました
皆さん笑顔でパシャリ
憧れのジョッキーを前に感動する来場者の皆さんが多く見られました
さて、イベントも終盤に差し掛かると、いよいよメインイベントであるポニー競馬の開催です
このポニー競馬では未成年のお子さんには「優勝チーム応援カード」、成人の方には「馬連応援カード」をお配りして、優勝する馬を予想していただき、見事的中したら豪華商品をプレゼント
と、いうことで、競馬場で行われる競馬さながら大きな盛り上がりをみせました
ではまずは出走馬と騎乗騎手の紹介したいと思います。
今年のポニー競馬はジョッキーが2人1組の4チームに分かれて競い合いました
名前の通り白い靴下のような脚毛がチャームポイントのホワイトソックス
そこから生まれる優雅で気品あふれる走りに注目です
2枠2番 ハショウボーイ 義英真騎手 城戸義政騎手
2枠2番は頭に載せた青い華がキュートなハショウボーイ
今回出場場の中で一番小柄ながらも、その小さな体からは想像のつかない豪快な走りに期待です
3枠3番 オオタニハヤテ 若松風馬騎手 藤懸貴志騎手
栗東所属で2年連続チャンピオンであるオオタニハヤテ。
昨年のポニー競馬の最高峰(!?)ジョッキーベイビーズで3位になった勢いで今年も連覇を目指します!
こちら王者の品格漂うユキノヒビキは昨年のジョッキーベイビーズ覇者
もはやポニーではないという呼び声高く、圧倒的な脚力で、タイトルを狙います
スターターは、岩田康誠騎手に務めていただきました!
ファンファーレに合わせての手拍子が会場をつつみ、その様はまさにGⅠレースさながら
レースがはじまって真っ先に飛び出したのは1枠1番ホワイトソックス
藤懸騎手に乗り代わって追い上げてきたのはオオタニハヤテ
ハショウボーイ、ユキノヒビキもすぐ後に迫っています…
このデットヒートを勝ち抜いたのは・・・
オオタニハヤテです!
見事、並みいる強豪馬の中から優勝を勝ち取りました
優勝した若松騎手&藤懸騎手にはトロフィーの進呈です。
その後はシャンパンファイト 見事な騎乗を称えあいます
ちなみに未成年のジョッキーもいるということでシャンメリーでのシャンパンファイトです
大盛況のうち、ポニー競馬は幕を閉じました
このほかにもミニイベントが多数行われました。
こちらは蹄鉄コースター釣りという蹄鉄を使ったゲームコーナーです
地面においてある蹄鉄を釣り竿の針で釣って、画面にもあるバケツに入れるというわかりやすいルール
蹄鉄を使ったゲームなんて、トレセンのイベントである馬に親しむ日ならではです
単純に見えますが、これがなかなか簡単にはいきません・・・
夢中になりながらゲームに挑むお子さんがたくさん見られて、大きな賑わいを見せました
その他もキャラクターグリーティング、縁日ゲームコーナーとお子様に楽しんでもらえるイベントや、大迫力の蹄鉄作り実演等、参加者のみなさん、大いに楽しんでいただけたのではないでしょうか
トレセンではこれからも馬や競馬の魅力を皆様に伝えるべく、多くのイベントを企画していきますので、お楽しみに