【栗東TC】2014年新規調教師合格発表
こんにちは
12月に入り、今年もあとわずかになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか
さて、今回は12月11日に行われた平成27年度新規調教師免許試験合格者記者会見の様子をレポートです
今年の調教師試験の合格者は、東西合わせて計6名。そのうち3名が栗東所属となりました
今回のトレセンブログでは、その栗東トレセン所属となった3名をご紹介します
まずはじめに紹介させていただくのは、齋藤 崇史さんです
齋藤さんは中学時代から競馬が好きで、将来は競馬に携わる仕事につきたいと強く思っていたそうです。
厩務員や調教助手となって競馬の世界に入ってからは、漠然と調教師になりたいと考えていたそうですが、決定打となったのは、ご自身が担当されたレッドディザイアの海外遠征だったそうで、その際に自身が受けた感動を色んな人に伝えたいと思うようになったとのことでした
「私がこうしてここにいられるのは、色々な方々の支えがあり、助けていただいたからと思います。その感謝の気持ちを忘れず、どんどん皆さんに恩返ししていけるようにしていきたいと思いますし、支えてくださる方々に感謝の気持ちを表すことができる厩舎にしていきたいと思っています。」と今後への抱負を述べられました
続いては橋口慎介さんです。
お父様が橋口弘次郎調教師ということで、まさに競馬の世界で育ったとも言える橋口さん。
池添兼雄厩舎にて14年間厩務員・調教助手としてキャリアを積まれ、今回見事に調教師試験に合格されました
調教師を目指されたきっかけを伺うと、「父が調教師で、子供の頃から父の活躍を見て憧れて、自分も調教師になりたいと思いました」とのこと
橋口弘次郎調教師が今年の日本ダービーを勝ったことについて「父の苦労を間近で見てきたので勝った瞬間とても感動しました。それを見て自分もダービーを獲りたいと強く感じました」とコメントされました
将来は馬主やファンのみなさんから信頼される厩舎を作って、みなさんから期待され、その期待に応えられる厩舎を作りたいとのことでした
そして最後は渡邉 薫彦さんです。
渡邉さんは平成6年に騎手免許を取得し、平成11年にはナリタトップロードで菊花賞を制したGⅠジョッキー
その後、騎手時代からの師である沖芳夫調教師のもとで調教助手としてキャリアを積まれました。
長くお世話になっていた沖調教師の姿を見ている中で、調教師という仕事に憧れを抱くようになったそうです
また、昨今の海外における日本馬の活躍を見て、刺激を受けたというのも調教師を目指された理由のひとつだともおっしゃっていました
今後については、「感謝の気持ちを忘れず、一回でも多く出走させて、1つでもいい着順になれるような馬作りをしていきたいです。その上で、私が乗せていただいていたナリタトップロードのような誰からも愛されるような馬を育てられればいいと思っています。」と意気込みを語っていただきました
合格にほっと一息つく間もなく、これから厳しい勝負の世界に身を置く合格者のみなさん・・・
難関といわれる調教師免許試験を突破された3名の今後の活躍にご期待ください