【栗東TC】ジャパンカップ調教見学&須貝尚介厩舎訪問ツアー

こんにちはhappy01

木々が色づき、過ごしやすい季節になったなあ~catfaceなんて思ったのも束の間、朝晩の空気の冷たさに冬の訪れを感じる今日この頃ですtyphoon

皆様、体調など崩されておりませんでしょうか?

寒さが厳しい栗東では、この季節の調教は一苦労sign01

というのも、競走馬の走るスピードは時速60キロと言われているので、この季節に調教に乗るということは、真冬に全開のオープンカーに乗るのと同じなのです・・・sweat01

そんな過酷の寒さの中でも、騎手や調教助手の皆さん、強い馬作りのために毎日調教を行っておりますhappy02

さて今回は、11月26日に行われたジャパンカップ調教見学&須貝尚介厩舎訪問ツアーをレポートしたいと思いますflair

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まずはスタンドで、調教見学ですnote

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ジャパンカップ出走予定のラブリーデイミッキークイーン、そしてゴールドシップに加え、次週行われるチャンピオンズカップに出走予定のコパノリッキーローマンレジェンドワンダーアキュートなど、本当に数多くの有力馬の姿を眼にすることができましたsign03

実際に近くで見る調教の様子に参加者のみなさんも真剣に見入ってらっしゃいましたup

そんな大盛り上がりの中、ゲストジョッキーとしていらっしゃたのは小牧太騎手sign01

早速インタビューですkaraoke

ジャパンカップで騎乗したヒットザターゲットについて、「競走馬としての能力は優れているし、特に直線が強い!」とのことflair

「東京の2400mは目黒記念で勝っているからコースは理解している。 レースでは有力馬を見ながら展開を伺っていく」とのコメントを頂きましたnotes

その他にも、競馬番組で活躍されている坂口正大元調教師ジャパンカップの生予想を披露したり、村山明調教師がプロの調教の見方について話して頂いたりと盛りだくさんの内容となりました。

 

調教見学を終えると、続いてはトレセンの施設見学ですdash

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マスコミ関係者が毎朝の調教を見るための記者室ではラブリーデイに騎乗した川田将雅騎手が共同記者会見を行っている真っ最中でしたnote

ここで撮られた映像は全国の競馬場やウインズで放送されます。

見学途中では岩田康誠騎手藤岡康太騎手など多くの騎手が声をかけてくださり、フレンドリーなジョッキーに参加者のみなさんも大喜びでしたhappy02

続いて向かったのは栗東トレセン名物の坂路コースhorsedash

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快晴の中一直線に坂を駆け上ってくる競走馬達の姿はまさに圧巻ですsign03

坂路コースを後にして広報コーナーを訪問したあとはいよいよ本日のメインイベントnote

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須貝尚介厩舎訪問ですheart04

 

Img_0089須貝厩舎に一歩足を踏み込むとなんと今まで獲得したGⅠ首飾りがずらっと参加者の皆さんをお出迎えshine

Img_0106中にはジャスタウェイドバイデューティーフリーを勝った際の優勝カップもあり、競馬ファン垂涎のお宝が満載ですcrown

参加者の皆さん、カメラのシャッターを切る手がとまりませんhappy02

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須貝尚介調教師は、JRA競馬学校一期生として卒業後、騎手として23年間ご活躍されました。

その経験を生かし、騎手を引退したのちは調教師として新たなステージに立ち、2009年に自身の厩舎を開業。

ゴールドシップジャスタウェイなど数々の活躍馬を輩出し、現在までにJRA重賞24勝を含むJRA通算211勝を挙げられている栗東でも屈指の名調教師ですcrownshine

そんな須貝調教師にまずはインタビューですkaraoke

調教師を目指されたきっかけをお伺いしたところ、お父様が調教師だったことから馬に身近にいる生活を送り、昔から馬が大好きで、騎手や調教師を目指すのは自然の流れだっとのこと。

この職業は天職だと感じているとのコメントも頂きました!

参加者の方から質問の多かった管理馬であるゴールドシップについては、「性格はとてもやんちゃ。でもその中からゴールドシップに教えられたことはたくさんある。彼の子孫達も見て行きたい」と語られました。

「須貝厩舎は個性的な馬が多いですが、どのようにケアされているのですか?」という質問が出ると、「動物には感情があるので、その気持ちをわかってあげることを心がけている」とのこと。

なんでも、馬に対して怒るのではなく、覚えてもらうという感覚でやっているので、馬が出来なかったりわからなかったら、それをただ怒るのではなく、どうやったら出来るか、わかるようになるかというのを人間側が考えて接しているのだとかsign03

須貝先生の優しいお人柄がうかがえるエピソードですcatface

その他にも期待の2歳馬や、管理馬に乗る騎手を決める決め手など、様々なお話を聞くことができましたsign01

インタビューの後は、須貝厩舎所属馬の馬体展示horse

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こちらの馬は2013年の阪神ジュべナイルフィリーズを勝ったレッドリヴェールshinecrown

現役の、さらにGⅠ馬の姿に参加者の皆さん大興奮ですhappy02

さてレッドリヴェールの足元に注目していただくとわかるのですが、須貝厩舎では厩舎のまわりに芝を植えていますtulip

これは、なんでも調教で気が張った馬たちの心をリラックスさせるためだそうsign01

レッドリヴェールも時折芝を食んで、見ている私たちを笑顔してくれましたhappy01

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 さらにここで、岩田康誠騎手も登場note

面白いお話で場を盛り上げてくださったりと、大変豪華な内容となりました。

 

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最後に厩舎自慢の芝の上でパシャリcamerashine

皆さん良い笑顔ですsmile

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 帰りは調教師自ら参加者の皆さん一人一人と握手してお見送りwobbly

 

今回の厩舎訪問を通して参加者の方には須貝調教師の馬に対する熱意や、優しく楽しいお人柄が充分に伝わったと思いますconfidentnote

 以上でジャパンカップ調教見学&須貝尚介厩舎訪問ツアーのレポートは終了ですhappy01

2015年も残すところあと1ヶ月。有馬記念に向けて競馬はどんどん盛り上がってまいりますshine

 ぜひぜひ年内最後まで競馬を存分に楽しんでくださいhappy02shine