積み終わりました。~京都競馬場『迫力&快適度』アップ計画進行中【その②】~
京都競馬場では、ひと夏かけて、来たるべき秋競馬に備えて様々な施設改善工事を行ってまいりました。皆さまには何かとご不便をかけてまいりましたが、その『仕込み』もいよいよ大詰めを迎えまして、先日、ついに目玉であるマルチターフビジョンが、その威容を現しました。
このマルチターフビジョン、たて10.8m×よこ64m、横幅は従来比で何と3倍!
当然、その映像も大迫力なのですが、実はその設置工程もド迫力!
「そんなデカイ物体、どんな風に運んでくんねんやろな?」
「やっぱり競馬場で組み立てんねんやろか?」
素人ながらいろいろ想像しておったのですが、何のことはありません。以下の写真のとおり、ブロックを工場から運んできて、それをクレーンで積んでいくのです。。。
右隅にある巨大なクレーンでブロックを吊り上げまして・・・
img class="image-full" title="Sono2" alt="Sono2" src="http://blogjra.lekumo.biz/photos/uncategorized/2007/09/08/sono2.jpg" border="0" />
オーライ、オーライ。小さく見えますけど、これ、大人ですから。
大胆かつ慎重に・・・。
ブロックにして35ケ、これをクレーンで吊り上げては下ろしての繰り返し・・・。
すべてが終わるまで、何と5日間を要しました。
もうひとつ、『おまけ』というわけではないのですが、パドック脇にあった馬名やオッズを表示する装置も更新してまして、そちらも同じような工事をやっております。
こんな感じで・・・
積んでいくわけでして・・・
ハイ、完成。あら、お見事。
たて4ブロック×よこ4ブロック=16ブロック、これで2日間かかりました。
こちらは大きくなっただけでなく、レース映像等も放映できるようになりました。
いかがでしたか?
このような大きな工事もほぼ完了し、いよいよ総仕上げの段階です。
この秋は是非とも迫力と快適度がアップした京都競馬場で、駿馬の織り成すドラマを満喫してください!